4つの台風が北海道に上陸
この夏、北海道に次々と台風が上陸しました。
8月中旬から上陸した台風7号、11号、9号に加え、台風10号では道内各地に大きな被害をもたらしました。ここ十勝でも河川の氾濫、道路の損壊、橋の崩落、民家や工場の浸水、そして農地の流出や浸水などが発生。十勝と道央を結ぶ日勝峠は土砂崩れ等で通行止めが続き、札幌と帯広・釧路を結ぶJR北海道は鉄橋崩落のため復旧の見通しも立たない状態が続いています。そして、台風10号から3週間が経ちましたが、今なお行方不明者が発見できず、また、深刻な農業被害なども日増しに大きくなっています。
ご心配いただいた方々に感謝するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
十勝を襲った台風についてのニュースは、十勝毎日新聞電子版にて無料公開されています。
同サイト内の被害状況空撮は当クラブのセスナ機より撮影しています。
以下の写真は一週間に3つの台風が上陸したあとの8月24日に撮影したものです。
実りの秋を迎えようとしていた十勝の田園風景。
これらの畑も水害に遭ってしまいました。
十勝管内豊頃町。
十勝川の下流域にあたるこの地域は台風10号でさらに水量が増し、河川敷が水没しました。
同じく豊頃町。農地が浸水しています。
釧路にて。
釧路湿原は巨大な沼地のように。
湿原にたまった水が吸い寄せられるように新釧路川に注ぎ込み、なんとも幻想的な光景でした。