Shinji Maeda隻眼の飛行教官・講演会

２月19日午後､来年2020年にアースラウンダーを目指す隻眼のパイロット、前田伸二さんがFAS事務所を訪問してくれました。

アースラウンダーとは、世界一周単独飛行パイロットのことで、これに彼は来年挑みます。総重量２トンに満たない飛行機での単独飛行は大変過酷な挑戦です。

来年の６月頃に、アメリカのシアトルを出発して、アメリカ大陸を横断、グリーンランド、アイスランドを回ってイギリスに入り、ヨーロッパを南下後、エジプトから、東に飛行、インド、東南アジアを回ってフィリピンから北上して、沖縄に入り日本を横断します。行程は三ヶ月の予定ですが最終にして最大の飛行が北海道からアラスカまでの飛行になります。最後の経由地が十勝ということも、十勝の本別町出身の彼ですから、縁を感じますが、最大のフライトを成し遂げるためにFAS一同協力を約束！FASクラブ訪問！！

夕方６時３０分より、帯広市内とかちプラザにて講演

彼のプロフィールについては、大学入学直後の５月交通事故に巻き込まれ瀕死の重傷を負い、一命はとりとめたが、右目の視力を失いました。ここから彼の苦悩が始まりますが、仲間、恩師、両親、友人の支えがあって諦めていたパイロットの道を目指すことになりました。

現在は、アメリカのシアトルでボーイング社に勤務しながら飛行教官も務める多忙な日々を送っています。

impossibleからIｍ　possiblへ、本人の努力もさることながら、回りの人々との関わりの中で、今の彼が居る事、彼の存在の意味を感じる！元気と勇気を頂いた講演でした。　　　　Mitiさん後記　　眼の澄んだ方でしたF.M